GF670はブローニーフィルムを使う中判カメラです。この蛇腹スタイルはクラシカルに見えるかも知れませんが、中判カメラをできるだけコンパクトに持ち運べるように設計すると、100年前でも今でも、このデザインがいちばんなのです。フロントカバーを開けば、レンズが正確な位置にカチッと止まる手応えが、また、ピントを合わせれば、レンズと本体の距離計を連動させている極めて精密なメカニズムが実感できます。やっぱり、メカを操る感覚もフィルムカメラの楽しみですよね。

GF670で写真を撮ると、レンズを通った光がフィルムに焼き付けられる、ということが実感できます。搭載されているレンズは、フィルムが持つなめらかな階調再現性をより際立たせるために新開発された、ガウスタイプ4群6枚構成のEBCフジノンレンズ。細かなディテールまで描ききる高い解像力と、鮮やかなコントラスト、さらに美しいボケ味まで備えた、極めて素直なレンズです。
また、カメラの内面反射を起こさない蛇腹構造もヌケの良さを生み出す役割を果たしています。深く、強く、豊かな、フィルム写真ならではの表現力をたっぷり楽しみましょう。


折りたたむと、64mmの薄さになるF670。135フィルムに比べて圧倒的な大画面で撮影できる中判カメラなのに、バッグやポケットに入れて気軽に持ち歩くことができます。しかもその中には、1台で2種類の画面サイズが楽しめる精巧なメカニズムを搭載。オーソドックスな6×7cm判、スクエアな6×6cm判。2つの画面を、まるで絵画のキャンバスを選ぶように使い分けてみましょう。









